子供達と感謝No.1

教会の子供たちは、みんな素直で明るく、とても可愛い子供たちです。しかし、賛美のとき、いくら
言ってもぶっちょう面をしています。
「手を上げて、心から神さまを賛美しましょう。」と言っても、誰も手を上げて賛美をしません。
手をたたいて、主を賛美するときにも、言われて仕方なく手をたたいて賛美しています。
【どうしたら、いいんでしょうか?】と、主に聞いていました。
すると、賛美の最中、主が子供たちと毎日感謝をするように語られました。
それから、教会として、毎日子供たちと電話での感謝の日々が、始まりました。
そして、主は、子どもたちの感謝を「神のストーリー」の中で、証しするように導かれました。
子供たちとの感謝を通して、すばらしいみわざを成される、主の御名を賛美いたします。

「すべての事について、感謝しなさい。
これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。 」 (1テサロニケ5:18)

<真実チャンと感謝>

真実ちゃん「今日、夜ごはんがママ達はほか弁で、真美だけお茶づけだったことを感謝します。」
ハンナ「えっ!どうして、真実ちゃんだけお茶づけだったの?」
真実ちゃん「真実が、お茶づけがいいと言ったから。」
ハンナ「な~~んだ!びっくりした!イエスさま。真実ちゃんが、食べたかったお茶づけを食べさせ
て下さって感謝します。良かったね。真実ちゃん。」
真実ちゃん「うん!へへへへ。」

<光君と感謝>

光君「ぼくの家にある物が、悪魔的なものがいっぱいある気がする事を感謝します。」
ハンナ「えっ!悪魔的な物って何?」
光君「なんかねー、虫きんぐって言うカードがあるんよ。お母さんは、それを見たら、目まいがするって言うんよ。でもねぇー、ぼくは、目まいなんかせんのよー。」
ハンナ「何、それ?」
光君「アニメのねぇー、黒マントの○○が虫を悪魔にして悪い事をさせてー。妖精の○○がまだ悪魔にされていない虫をつかってやっつける話でねぇー。その中に出てくるサタンおおかぶとがねぇー。」
ハンナ「えっ!ちょっと待って!サタンおおかぶと?」
光君「うん。」
ハンナ「前に、教会に持ってきていたカードの事?」
光君「うん。そうだよ。」
ハンナ「それって、何か良くないんじゃないの?って聞いたよね?その時、みんなが虫のカードだから大丈夫!って!ハンナさんよく解らなかったからそう?っていったけど。やっぱりおかしかったんだー」
光君「でも、ぼく達(弟の虹君)は、目まいなんかせんよー。」
ハンナ「今度、ハンナさんにそのカード見せてね。イエスさま、この事を導いて下さって感謝します。はっきりわかるように教えてください。もし、良くない物だったら、光君と虹君に捨てる勇気を与えて下さい。イエスさまのお名前によってお祈りします。」

この事があって、2~3日後に光君のお母さんの実家で、家庭礼拝が行なわれました。
この日は、光君達は学校がお休みだったので、いっしょに行きました。
待ち合わせの場所に着いた時、弟の虹君が嬉しそうにニコニコして牧師の車に乗って来ました。

虹君「ハンナさん、これっ!虫キングのカードだよ。」と見せてくれました。
カード帳の中に、たいせつに沢山のカードが入っていました。
私は、カード帳の表の絵を見ただけで、気分が悪くなりました。(私の霊的な感覚)
ハンナ「わっ!これはだめだよ。虹君ハンナさん、気分が悪くなった、神さまの喜ばれない物だよ。」と言いました。虹君も光君同様に、「ぼくは、気分が悪くならないよ。」と言いました。
ハンナ「気分が悪くならないから、大丈夫だよ。虫だから持ってていいんだよ!ってサタンは虹君達に思わせているんだよ。」と言うと、虹君は中を開いて虫キングのカードの説明をしようとしました。益々私は、目まいと共に吐き気までして来ました。
ハンナ「虹君、それ閉じてくれる。ハンナさん吐きそうになってきたから。」
虹君「いいよ。」
ハンナ「イエスさま、この事を教えて下さって、感謝します。どうか光君と虹君に捨てる勇気を与えて下さい。そしてサタンの物ではない、神さまからの良い物を与えて下さい。」と祈りました。
虹君は、黙って聞いていました。

<虹君と感謝>

夜、電話がかかって来ました。
虹君「ハンナさん、感謝。」
ハンナ「えらいねぇー。じゃあ、感謝しましょう。♪ただひとりーあなただけー礼拝しー・・・・・・♪
虹君、感謝してください。」
虹君「イェスさま虫キングのカードを捨てた事を感謝します。」
ハンナ「えぇー!もう捨てたの?」
虹君「おばあちゃんちに忘れてきたので、おばあちゃんに捨てとってと言った。」
ハンナ「えらかったねぇー。イエスさまがごほうび下さるよ。イエスさま。虹君が虫きんぐのカードを捨てる事ができた事を感謝します。別のイエスさまからの物を与えて下さい。」
虹君「イェスさま。歩いていたら光君がクワガタを見つけてくれて感謝します。」
ハンナ「えっ!歩いていたら、クワガタがいたの?」
虹君「うん!公園でねぇー」
ハンナ「虹君!歩いていてクワガタなんか普通はいないよ。きっと神さまが虫キングのカードを捨てたからごほうびに下さったんだよ。すごいねぇー。虹君の大好きな本物の虫を下さったんだね。神さまって、すごいでしょ!ちゃんと、見ていて下さるんだよ。」
虹君「うん!」

虹君は、光君と2人で、虫きんぐのカードをとても大切にしていました。
いつも見ていて、お布団の中まで持って入って、寝るまで毎日眺めていました。
お母さんは、思わす゛「ほんとうに捨ててもいいんね?」と聞きました。お金もかかっていましたから。
虹君は、あっさり「いいよ。」と答えたそうです。
光君は、それから2~3日捨てるのにかかりました。
お母さんに、「捨てられるように祈って!」と祈ってもらい、自分でも祈っていたそうです。
この事を聞いた、真実ちゃんも捨てたそうです。
子供達の世界にも、巧妙にサタンは小さな種を置いている事を改めて教えられました。
神さまは、感謝の祈りの中で、悪い物を子供達に気付かせて下さり、自分達の意思で捨てる力を
与えられました。
主に感謝します。

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