The Light of Eternal Agape 東京アンテオケ教会

The Light of Eternal Agape 東京アンテオケ教会 header image 2

突然のリストラにも、すべてを益に変えてくださった神様。

仕事がないことでお悩みの方

This post is also available in: 英語

ハレルヤ!! 感謝します!! 主人は、5年前に車の整備工場で働き始め、約3年半そこで働きましたが、都合で辞めることになりました。でも、その約1カ月後に、感謝なことに期間従業員としての新しい職場が与えられました。

突然の解雇にも感謝と求めの祈り
「6つの条件を満たす仕事が与えられますように!」
1次試験は合格!!

期間従業員して就職

ハレルヤ!! 感謝します!! 主人は、5年前に車の整備工場で働き始め、約3年半そこで働きましたが、都合で辞めることになりました。でも、その約1カ月後に、感謝なことに期間従業員としての新しい職場が与えられました。
その会社は割と大きい会社だったので、期間従業員としての就職でしたが、家族3人で生活するにも経済的にそれほど苦ではありませんでした。といっても、これから先ずっと期間従業員として働いていくのは無理だと思いました。主人は携帯電話などで、正社員として働けるほかの仕事を探しました。わたしは「みこころの職場が与えられるように」と、祈りました。しかし、なかなか正社員でいい仕事は見つからず、月日だけが過ぎていきました。

突然の解雇

すると突然、予期せぬことが起きてしまいました。一気に景気が悪くなり、主人の働いていた会社は車関係の会社だったので大打撃。2008年12月下旬に会社から「1月いっぱいで期間従業員全員解雇」と告げられてしまいました。安定した会社だったので、まさかこんなことになるとはまったく思いもしませんでした。主人もわたしも「この先、わたしたち家族はどうなっちゃうんだろう?」と不安でいっぱいになりました。

わたしは心から感謝できませんでしたが、この問題の後ろにも神さまがおられ、すべてを益に変えてくださるから、一応、感謝だけはしていました。

条件を挙げて祈る祈り

それから、残された1カ月間、主人は必死に仕事を探しました。有給休暇が残っていたので、1月の後半は有給を使い、毎日のように職安へ通いました。しかし、深刻な不景気で、今まで以上にいい仕事はなかなか見つかりませんでした。
そんなある日、母から、P牧師が学生時代にアルバイトを探していた時、「細かく、いくつかの条件を挙げて祈った時、そのすべての条件を満たす仕事が与えられた」という素晴らしい証しを聞きました。それから、わたしも主人と6つの条件(車で20―30分圏内、やりがいを持てる仕事、人間関係が良い、正社員として働ける、給料の額、ボーナスがもらえる)を挙げ、その条件をすべて満たす仕事が与えられるよう祈りました。最初は主人に対して強引に祈りを強要しましたが、次第に主人も真剣に求めの祈りを始めました。

消防士? 体力的に無理!

すると、何日かして、主人は友人から消防士の募集の話を聞きました。でも主人は消防士の仕事は体力的に無理だと思い、受ける気はまったくなかったようです。翌日、毎月戸別配布される市の広報誌が届き、たまたま、わたしはいつもよりじっくり広報誌に目を通すと、消防士の募集要項が載っていました。

応募条件をすべてクリア

わたしは、すでに主人が友人から募集の事を聞いていたとは知らず、主人に広報誌に消防士募集が載っている事を話すと、「知ってるよ」の一言。その時、主人は受ける気などまったくなかったのですが、一応募集要項には目を通したのです。その中にはいくつかの応募条件が書かれていました。主人は応募条件をすべてクリアしていました。その条件の1つに年齢制限がありました。ちょうど、主人の年齢まで受けられるということに、何か運命を感じたようで、急きょ、受けてみることにしました。

みこころなら、受かりますように!

早速、主人は受けるために必要な書類などをそろえ、翌日にはそれを市役所に提出していました。1次試験まで約半月ほどしか時間はありませんでした。1次試験は一般教養、体力テスト、面接でした。1次試験まで主人は毎日必死に勉強をしました。わたしたちは毎日、6つの条件を満たす仕事が与えられるように、そして、みこころならば消防士の試験に合格しますようにと祈りました。時には、主人は1人でも神さまにお祈りしたりしていたそうです。また、毎週、礼拝の時に教会の方々にも祈っていただきました。

1次試験当日。試験を受けて帰って来た主人は暗い表情でした。面接でうまく答えられなかったようで、あきらめ状態でした。わたしもすごく不安でしたが、その事を心から感謝しました。

祈ることは、みこころを行うこと!

すると、翌朝のデボーション個所で「だれでも神を敬い、そのみこころを行うなら、神はその人の言うことを聞いてくださる」(ヨハネの福音書9章31節)ということばが与えられました。1次試験の結果が出るまで、このことばを握り、期待し、祈っていました。結果は、何と合格でした!! 主人はすごく、すごく驚き、大喜びでした。わたしは、ただただ感謝し、神さまをほめたたえました。

「主が共におられる勝利の道を 恐れずに進もう あなたと」 倍率10倍以上の2次試験もクリア
『やすらぎの歌』の歌詞に励まされ…6つの条件を満たす仕事!

1次試験は合格

神さまに主人のみこころの職を祈り求める中で、消防士の募集を知り、最初はその気がなかった主人が自ら応募しました。まったく自信がなく、毎日勉強して、夫婦でも祈りました。1次試験を受け、結果は合格でした。神さまをほめたたえました。
2次試験は事前に書いて提出する作文と面接でした。作文が大の苦手な主人は神さまに頼るしかなく、祈りつつ書いていました。

2次試験は賛美で励まされ

数日後の面接日当日、主人は行きの車中で、普段はあまり聴くことがない賛美、CD「やすらぎの歌ゴスペル第8集」(荒地に川ミュージック)の「主が共におられる」(作詞作曲・渕野頌子)という曲をたまたま聴き、「主が共におられる勝利の道を、恐れずに進もうあなたと」の歌詞に強く触れられたそうです。これから面接という不安な時に、主人は賛美で励まされ、落ち着いて面接に臨めたようです。面接を終え、帰ってきた主人は、もちろん多少の不安はあったと思いますが、すべてをやり終え、ほっとし、スッキリした様子でした。

心を一つに、神に祈る

わたしに直接言いませんでしたが、主人はきっと神さまにすべて委ねていたのだと思います。とにかく2次試験の結果が出るまで、主人と毎日、心を一つにして神さまに祈りました。そして、結果が出るまでの数日間に再び神さまはわたしたちにことばを与えてくださいました。「恐れないで、ただ信じていなさい」(マルコの福音書5章36節)。
「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい」(ヨハネの福音書14章1節)。

神さまは、わたしたちの心境をすべてご存じでこのようなことばを与えてくださり、すごく感謝でした。
でも、どうしても不安になってしまう時は、そのことばを口に出し、信仰に立ちました。

力強くガッツポーズ

数日後、合否の通知が家に届きました。1次試験の受験者数から概算して、倍率は10倍以上もありました。結果は…見事に合格!! 内定を頂くことができました。主人は力強くガッツポーズし、大喜び。わたしは涙があふれ出て止まりませんでした。そして、主人と2人で神さまに栄光をお返ししました。

主人は、整備工場で働いていたころによく「今日、会社で虹見たよ」と言っていました。そのころわたしは、「たくさん虹が見られてうらやましいなぁ」としか思っていませんでした。でも、今思うと、そのころ主人がよく見ていた虹は、今回この大きな祝福の約束の虹だったような気がします。虹は神さまとの約束のしるしとして聖書(創世記9章)に出てきます。

6つの条件を満たす仕事

それから驚く事に、6つの条件を満たす仕事が与えられるようにと、主人と祈っていた祈りにも神さまは応えてくださいました。6つの条件のうち1つは、人間関係のいい職場であるということ。主人は今年の4月から消防署で働いていますが、みなさん本当に良い方たちだとよく言っています。そのほかの5つの条件も本当にすべて満たす職場が与えられ、すごくびっくりしています。感謝です。

神さまの恵みは尽きず…

このように神さまはわたしたちの祈りに応え、みこころの職場を与えてくださり、喜びでいっぱいですが、神さまの恵みはこれだけでは終わりませんでした。

今まで、礼拝に一度も行くことのなかった主人が、これを機に礼拝に行くようになりました。主人はイエスさまを自分の救い主として完全には受け入れていませんが、家族3人で礼拝に行けるようになり、本当に感謝です。神さまに対して非常に否定的な主人だったので、こんなに早く主人が礼拝に行くようになるとは思ってもいませんでした。神さまのあわれみをすごく感じます。本当に神さまの恵みは尽きません。

家族で白馬キャンプにも参加!

2009年7月、毎年、長野県で行われる主の十字架クリスチャンセンター夏の白馬キャンプに、初めて、まだクリスチャンでない主人も一緒に行くことができました。息子と3人で参加でき、すごく感謝でした。その中で、最終日の早天礼拝の預言で「あなた方に与えた恵みと祝福を伝えていきなさい。あなた方の証しを用いていく」と語られました。この預言が強く心に残り、今回このように神さまがわたしたち家族に与えてくださった素晴らしい恵みを証しさせていただける機会を心から感謝します。

危険を伴う仕事も守られる

消防士は危険を伴う仕事ですが、わたしたち家族に、主人に関して「主は、すべてのわざわいから、あなたを守り、あなたのいのちを守られる。主は、あなたを、行くにも帰るにも、今よりとこしえまでも守られる」(詩篇121篇7、8節)、このことばを下さっているので、しっかりと握り続け、主人が守られるように祈っていきたいです。そして、これからも何一つ不可能のない神さまにどんなことでも期待し祈り求めていきたいです。ハレルヤ! 感謝します!!

(S)

【編集部注】 預言はギリシャ語では「プロフェーティア」といい、「神のことばを預かって話す」「代弁する」という意味があります。予告だけではなく、神の教え、指示、愛、さばき、約束など、神のことば全体を預かるもので、使徒の働きやコリント人への手紙第一12―14章など、新約聖書の中で、神さまから教会に与えられた御霊の賜物の1つとして挙げられ、教会の秩序の中で吟味して用いるよう語られています。詳しくは、パウロ秋元牧師著『預言―その実際と運用―』(雲の間にある虹出版)をご参照ください。

»み声新聞2010年1月10日号(第553号)と2010年1月17日号(第554号)

一家の柱である夫の突然の解雇。世的には不幸としか思えない事柄なのに、なんとこの家族は感謝し、逆に「6つの条件を満たす仕事を与えてください」とより好条件を求めて神に祈り求めたというのです。誰でも絶対無理、不可能だと思えたこの祈りは、見事に答えられました。確かに神は今も生きて働いてくださっています。
「 わたしが、あなたの神、主である。・・・中略・・・あなたの口を大きくあけ
よ。わたしが、それを満たそう。」(詩篇 81:10)

··

God is Love.