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大逆転の勝利!いじめ問題を通して受けた神様の愛

いじめでお悩みの方

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娘のいじめ

私には小学6年生の長女と、幼稚園の次女の2人娘がいます。6年生の娘は小学校生活の中で、4年間苦しい中を通っていました。それは「いじめ」という問題です。娘はおとなしく無口な子供で、学校での話はあまりしませんでした。ある時、近所の子供が、娘がいじめられている事を教えてくれました。集団登校の中にいれてもらえず、1人で学校に行っていると聞きました。

娘に聞いてみると「うん」とうなずくだけで、それ以上は話そうとしませんでした。さらに、いじめはエスカレートしていきました。道路にイヤな事を書かれたり、靴をかくされたり、「顔もみたくない転校していけ」とか、「学校に来るな」とか、ひどい時は、娘をつれだし、その子供の家で何時間も立たされていたり、いじめはおさまりませんでした。学校の先生に注意してもらい、その子供と親が謝りに来ましたが、しばらくおさまるだけでまたすぐいじめは始まりました。私と娘は弱り果てて神様に祈ることさえできなくなっていました。そんな中、娘の体に異変が起こってきました。ある朝、学校に行くのに玄関をでると、もどしてしまいました。

次の日も、次の日も朝になると頭が痛いと言ってもどしてしまいます。病院で脳の検査をしてもらいましたが異常はありませんでした。しかし病院の先生が精神的なことから来ていると思うと言われました。私は「やっぱり」と、思いました。一度、子供専門の精神科の先生に診てもらうように言われ、診てもらったところ、娘は限界にきていると言われました。とうとう薬に頼ることになりました。毎日薬を飲み、円形脱毛までできてしまった娘に、学校に行きなさいとは言えず、3ヶ月くらいの間学校を休んでいました。

大逆転の勝利

私と娘は再び神様に祈り始めました、家族で祈り、親族の方が祈ってくださり、教会の方々が祈ってくださり、多くのとりなしがありました。しばらくして私が送り迎えをして学校に行くようになりました。いじめていた子供たちは娘に近寄らなくなっていました。それどころか、いじめグループの中心的な子供がいじめにあっていました。娘を迎えに行った時、いじめにあっている子供が一人で歩いていました。

私が「かわいそうやね」と言うと娘は大きな声で泣き出してしまいました。娘の中でその子供に対する赦しが始まっていました。私は神様に感謝でいっぱいになりました。ある日、いじめにあっている子供とその母親が家に来ました。それは今まで娘にしてきた事を本当に赦して下さいという心からの謝罪でした。それと、その子供と一緒にいてあげてほしいとの事でした。

私はそんな都合のいい話があるのかと思いました。でも娘はニコニコと「うん」といいました。大逆転の勝利です。つらく長い4年間の中で娘は神様から多くの学び、訓練、また何より神様の愛、慰め、癒し、赦しを与えられました。今、6年生の娘は前とはまったく違う明るく元気で友達に頼られる子供へと神様が変えて下さいました。娘は神様から大逆転の圧倒的な勝利を得ることができました。

神を愛する人々すなわち神の計画に従って召された人々のためには
神がすべてのことを働かせ益としてくださることをわたしたちはしっています。ローマ人への手紙 8章28節

永戸佳子

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God is Love.