The Light of Eternal Agape 東京アンテオケ教会

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ギャンブル三昧、借金800万円の夫が変わった!!

借金問題でお悩みの方

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私は主人と結婚する事で教会へ行くようになり、イエス様を救い主と信じ救われました。仕事が終わり友達と待ち合わせ、遊ぶ事と言えばお酒を飲むこと、そん な毎日が虚しく、つまらないなぁーと思っている頃に、飲み友達として主人と知り合い三年ほどして結婚する事になりました。

主人との出会い、救い

私は主人と結婚する事で教会へ行くようになり、イエス様を救い主と信じ救われました。仕事が終わり友達と待ち合わせ、遊ぶ事と言えばお酒を飲むこと、そんな毎日が虚しく、つまらないなぁーと思っている頃に、飲み友達として主人と知り合い三年ほどして結婚する事になりました。

主人の家はクリスチャンホームで家族全員教会へ行っていました。私と出会った頃の主人は世の遊びが楽しく、放蕩息子のように教会には行かず遊びほうけていました。結婚する事になり主人も神様のもとへ帰ることができました。

日曜日の礼拝は、祖母、義父、義母、兄、姉夫婦、主人と私、家族全員で教会へ行き礼拝後も家族で交わり、母子家庭で育った私は理想としていた家族だんらん、とても幸せな思いでした。しかし、その幸せは半年も続きませんでした。

借金800万円

結婚生活は、いい時もあれば悪い時もある。互いに助け合い、支え合って夫婦になっていくものだと言いますが、私たちに許された試練の中で、私は助け合う、支え合うどころか、「なんで結婚したんやろー」「こんなん詐欺」と結婚した事を後悔していました。

主人には結婚する前から多額の借金がありました。パチンコ、マージャン、スロット、公営ギャンブルをはじめあらゆるギャンブルに手を染めて、つもり積もって800万ほどの借金をかかえていました。夜遅くまで仕事をしているにもかかわらず、私に渡してくれる給料は驚くほど少なく、不審に思い聞いてみても上手くごまかされ、家賃5万円を払ったらどうやって生活したらいいのか、わからない状況でした。

主人は自分の給料のほとんどを借金の返済に当てていたので家にお金を入れる事はできなかったのです。なんとかお金をごまかし、あっちこっちのサラ金に返済するものの期限が過ぎることが多くなり、自宅に取り立ての電話がかかるようになり、すべてが明るみになりました。

どん底からの祈り

私はショックと収まらない怒りで、自分の感情をどこにぶつければいいのか? 長男を妊娠していたので、生まれてくる子供のことを考えると不安で不安で毎日泣いていました。

「これから先どうすんのー?」と主人を責めても、精神的に一杯一杯の主人は、「俺にどうしろと言うんやー」「俺にもどうしていいのかわからんわー」と逆ギレ状態、

夫婦の関係も最悪、どん底の日々でした。「神様助けてー」「どうしたらいいのー」と祈り続けていました。礼拝の中で牧師さんが話すメッセージが、毎週、毎週私の今の心境をすべて知っているかのように、心に響き、神様がいるから大丈夫!!

絶対に助けてくれる!!なんとかなる。がんばろうと自分に言い聞かせていました。

「あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。」 コリント人への手紙第一10:13

何軒もあった返済口をひとつにまとめて支払えるように助けが与えられて、どうにか返済しながら生活できるようになり、

両方の親から食べる物をもらい助けてもらいながら早く借金が終わるようにふたりでがんばって働きました。

再びの借金!

もう限界、顔を見るのもイヤ! 長男が幼稚園の年中になった頃、ようやく借金も終わりかけ、生活にゆとりが出始め、精神的にも余裕ができてきた頃、再び主人の悪い虫が出て遊び始め、また借金を作っていました。私はもう限界、無理、主人の顔を見るのもイヤでした。

私は「しばらく考えたいから」と、主人を実家に追い帰しました。収まらない怒りと裏切られた思いでいっぱいでした。私が幼稚園、妹が生まれたばかりの時に両親が離婚し、母は仕事をしなくてはならないので妹を叔母に預け、私は夜遅くまで帰らない母をひとりで待っていなければならず、私も妹も寂しい思いをしました。だから息子には同じ思いはさせたくない、だけど一緒にはいられない、思い悩み、「神様どうしたらいいの?」と問い続けていました。

主の導きで六日町へ

私の思いの中に、牧師をしている主人のいとこのお姉さんの所へ行こう、話を聞いてもらってどうしたらいいのか教えてほしい、とにかく行きたいと強く思いました。 牧師さんに連絡を取ってもらい、快くOKして頂いたので私は新潟県の六日町に向かいました。こんなに強く思ったのは「主の導き」でした。 電車の窓から見える景色は、私の心に平安を与えてくれるものでした。

悲しみや怒りいろんな思いが薄れていったのを今でもはっきり覚えています。 牧師さんの家に泊めてもらい、3日間ほどお世話になりました。温泉に連れて行ってもらったり、すごく良くしてもらいました。主人の事はこれと言って何も聞かず、「ゆっくりしなよ」と言ってくれました。

私の心も癒されていきました。四日市へ帰る前の夜、主人との問題の事、どうしたらいいのか教えてほしい、神様に聞いてほしいと私は話しました。牧師は、「敦史(主人)は神様の器やで絶対に大丈夫!!神様にすべてをゆだねてただとりなし祈っていこう。」と言って共に祈ってくれました。

心の癒しと聖霊の満たし

この時、主がなそうとしていた事は問題のために祈る事もそうですが、私の心の癒しと聖霊に満たされることでした。牧師に手を置いて祈ってもらい、私は聖霊のバプテスマを受けました。今までに体験した事のない喜びでした。神様はこの時私にいちばん必要なもの、聖霊に満たされることを与えてくれました。

私はずっと主人を責め続け、さげすみ、裁いてきた事、ひどい事をした事を悔い改めました。 主人と結婚できた事、私に最善の夫を与えて下さった神様に心から感謝しました。

神様からの約束の御言葉

そして牧師さんから教えてもらった事、「毎日祈って、聖書を読んで神様からの言葉をもらいな」「神様の言葉は必ず成るから。」私は神様に祈り求め、初めて言葉を受けました。

「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」コリント人への手紙第二5:17

私はこの御言葉で、主人がクリスチャンであるなら神を信じているなら大丈夫!! すべては新しくなる、新しくなったと信じました。そして主人に、追い出してしまった事をあやまりました。主人は、今度こそは絶対に無理だろう、離婚されても仕方ないとあきらめていたようで、家族で一緒にいられることをとても喜んでいました。主人も私も、互いに赦すことができました。しばらくして娘が与えられ主人も全く変えられていきました。

また私の母も、妹も、妹の子供たちも救われ、今は私には無いと思っていた家族の交わり、家族みんなで教会(四日市シオン教会)へ行く恵みも与えられています。私たちは福音派の教会へ毎週通っていました。教会へは車で30分くらいの所にありましたが、子供もふたりになり朝の用意に手間取り、よく遅刻するようになり、

途中でバタバタと会堂へ入っていくのもはずかしく、遅刻しそうになると礼拝を休むこともしばしば、近くにあるといいなぁと思っていたら、

家から5分の所に主の十字架クリスチャンセンター四日市シオン教会がありました。自然とこちらの教会へ行かせてもらうことが多くなりました。教会には主人のいとこもいて小さい子供たちもたくさんとてもにぎやかで、姉妹たちとの交わりも楽しかったです。礼拝の中で今日礼拝に来た人と握手して交わりましょうという時があって、

姉妹が「令ちゃんようこそ~」と声をかけて握手をしてくれるのですが、なぜか涙が溢れてきて私ははずかしいので気づかれないようにごまかしていました。この教会は何か違うものがあるなぁ~と感じていました。

歩みを変えたイスラエルチーム

毎年11月にイスラエルへ行くチームがあります。私たちはそのチームに「行ってみませんか?」と誘われて信仰で応募しました。主人は行く気満々で祈っていましたが、

私はまだ11カ月の娘と小学2年生の息子を連れて行く、そんなこととんでもないと思っていました。ましてまだ借金も返済中、家族で旅行なんて行く身分ではないし、

そんなお金どこにあるのか?…主人の強い求めに神様が答えて下さり、まず主人の分のお金が与えられました。締め切りも近くなってきた時、私と子供たちの分も与えられ、

1999年チームに参加する事ができました。

11カ月の娘を連れて行く事で不安となっていた事も、ミッションの方々やスタッフの方々、同じ月齢のお子さんがいるご夫妻の方に助けて頂き、教会のとりなしの祈りによって守られました。

息子はイスラエル、ヨルダンで洗礼を受けることができ、とても祝福されました。私たちはこのチームに参加させて頂き、いろんな事を知り学ぶ事ができました。チームに参加できたことが私たち家族の歩みを変える大きなポイントになりました。

海外宣教のビジョン

私たちはイスラエルから帰って来てすぐに、こちらの教会へ転会しました。しばらくして主人は神学生となり、私は聴講生で海宣の授業を学び、夫婦で派遣に行けるように備え始めました。毎週水曜日2時間の祈りと授業。初めは小さい娘を連れていて大変だなぁーと感じていましたが、祈る事の重要性と神学校での学びの一つひとつが私の信仰生活の歩みの大きな助けと守りとなりました。神様は私たちの小さな信仰の一歩に大きく答えて下さって、主人をガーナ、アメリカ、カナダ、パトモス、ギリシャ、トルコ、ブラジル、数えきれないほどの国へ遣わしてくれました。

海外宣教の召し、ビジョンも与えられ、五大陸制覇する! 神様が行けと言う所は南極、北極、地の果てまで行きたいと願っています。

信仰什一献金の恵み

「信仰献金をしなさい。あなたの欲しいお金の十分の一を毎月捧げなさい。わたしがあなたを祝福するかどうか試してみなさい」という思いが心に与えられ、信仰献金を始めました。借金返済のため毎月50万円必要でしたので5万円の什一献金、ミッション献金5千円、一般献金5百円徹底して5の数字にこだわりました。何度か信仰を試され大変でしたが、そのつど神様はいろんな形で支えてくださって信仰献金をやり続けることができ、経済の問題も解決されました。

わたしにまかせなさい

今から4年ほど前になりますが、教会の中に問題が起こり主人はその中で教会へ行けなくなりました。持病のヘルニアも悪化し動くこともできない状態。

精神と肉体がやられて教会へ行かなくなりました。私はどうしたらいいのか? 私と子供だけ教会へ行くことは後ろ髪を引かれる思い、神様に祈ってみると、

「わたしにすべてをまかせて、あなたは自分に与えられた事を全うしなさい。」ちょうど母も日曜日の礼拝に出れるようになり始めた頃だったし、

また私は突然の病で車椅子の生活になってしまった友人を入院中の病院へ迎えに行き、みんなで一緒に教会へ行っていたので、

私たち夫婦のことで母と友人に迷惑をかけることはできない、自分に与えられた事を全うするだけでした。

神様はすべての事を働かせて益として下さいます。母と友人のおかげで助けられ、教会にとどまる事ができ、神学校、教会での祈りによって守られました。教会のとりなしのおかげで主人もすぐに教会に戻る事ができ、弱さを覚えることでさらに神様の恵みを体験し、たくさんの語りかけを受けたそうです。

主がお入用なのです

今、賛美隊として全世界に行くことも主人のビジョンに加えられ、海外宣教に行く中で牧師となると語られていて、今年4月26日四日市シオン教会の牧師として按手を受けました。

「主がお入用なのです。」「わたしの力は弱さのうちに完全に現わされるからである。」
主人のすべてを新しくして下さった神様に心から感謝します。

四日市  山下令子

月刊「雲の間にある虹」(発行:雲の間にある虹出版)2008年8月号より転載

あきらめ、ほんの小さな木漏れ日のような希望さえ見ない。

しかし、聖書には失望に終わらない希望があること、
その希望はどんな人でも
受けれるこが書いてあります。
そして、実際に上の文章に出てこられた方にあったような
奇跡があなたにも必ず起ります。

あなたがたのあった試練はみな人の知らないようなものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることのできないような試練に会わせるようなことはなさいません。むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。1コリント人への手紙 10章13節

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