四日市シオン教会の賛美チームが国立三重病院でコンサートを行いました

四日市シオン教会の磯山ゴスペルとグレースが国立三重病院5病棟のお誕生会に招かれて訪問コンサートに行ってきました。

「重度障害児のお誕生会です。殆ど反応はありませんが、ゴスペルを聴かせて上げたいのです。」との要望でした。

12月お誕生月の3人の方が中央に出て、円座の形で周りを囲みました。

車椅子の患者さんに、介護士の方が一人づつ付き添い、広い会場一杯に、ご家族の方々も揃って、お誕生会が始まりました。

ご家族からのメッセージが添えられたお誕生日カードが、披露されました。心が温まる時です。

全員で、ハッピバースデイを一人づつに歌いながら、コンサートはスタートしました。

韓国では、必ずお誕生日の時に歌われる「君は愛されるために生まれた」を賛美しました。ほ~と言って、心が開かれて行くのが、伝わってきます。

磯山ゴスペルが4曲、グレースが2曲、そして皆で「大きな愛」と「God is Love」を賛美しました。

患者さん達の表情が、見る見る変わっていきます。

白髪で涙ぐむご両親。ただ頭を下げて目を閉じて、子どもの手を握っている父親。

ゴスペルがお一人おひとりの心に、確かに届いて行っています。

スタッフさん、医師の方、ご家族を始め、皆さんいろんな思いを持って、耳を傾けて聴いていて下さいました。

担当者の方は、「皆、音楽が好きなんですよ~奇声も発せず、こんなに静かに聴いておれたのは、音楽の力。皆が、本当にリラックスできたのだと思います。有難うございました。又、お願いしてもいいですか?」と喜んで下さいました。

感謝します。

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