ザンビア孤児院では地域への貢献もしています

礎の石ザンビア孤児院のあるカセンガ地区近辺にはクリニックがなく、人々が大変な苦労をしております。今回、地域への貢献として、ルサカから看護師を招いて、5歳以下のお子さんを持つ女性を対象とした、ヴィタミンA(白内障を予防)と、クロロリン(飲み水に加えて、殺菌する)の無料配布を行い、また、家族計画やHIVのセミナーをしました。

ザンビアでは、5歳以下のこどもは、ほぼ毎月一回病院に行って、ワクチン接種や体重測定をすることが推奨されていますが、クリニックが遠く、多くの女性が赤ん坊を抱えながら、一日かかって徒歩で往復しています。また、出産が、同じ理由から病院まで間に合わず、バスの中や道中の藪の中でなされ、多くの命が危機にさらされています。

そこで、今回のセミナーの開催に至ったのですが、これによって、さらに地域の人々に孤児院の働きに理解を頂いて、宣教の働きにもつながるのではという期待もあります。女性たちの反応はよく、非常に感謝されました。

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