「天の父なる神様。ありがとうございます、天井裏のいやな臭いが、ただよっていることを、ありがとうございます。大家さんのおばさんが、ぶつぶつ言っている声も、掃除機の騒音もありがとうございます。うるさいと思いますが、でもあなたが、すべてのことを感謝しなさいといわれるので、これらのことを感謝します。ふさいだ気分も感謝します。ベニヤ板一枚の薄い壁で音がきこえてしまいますが、安い家賃ではいれるこのアパートの部屋を与えてくださってありがとうございます。」そのような、祈りをささげていったのです。
祈った後、すぐ何かが大きくかわるわけではありませんでした。しかし、確かになんとなく、ちょっと、心が少し晴れた気分がしました。
そのあと、台所は共同でつかうキッチンでしたので、そこでみずを飲むのに立ち上がって、部屋の戸をあけて、水をのんでいると、そこにちょうど、もう一つの部屋から人がでてきました。その方はC国からきている、方でしたが、今まで一度も話したことがない人でしたのに、その時、たまたま、会話することになりました。そして、会話がすすんで、いくと、その方がなんとB国系のC国人のかただということが、わかりました。わたしは、B国の友人を願っていたわけですが、もっとも近いところに、もともとB国人だった方が、いたことにきづいたのです。そして、ずっとそこに住んでいたにもかかわらず、その事実にきづかなかったのに、さっき感謝の祈りをした途端に、このことがわかったのです。わたしは、このアパートを感謝したら、このアパートの住人が、私の願っていた元B国人の方だとわかったのです。部屋に戻って、この事実に気づき、わたしは驚きつつ再び今度はもっと熱心に感謝を始めました。
一日、あるいは二日後、特に大家さんにいったわけではありませんでしたが、安アパートの良心的な大家さんは、天井裏をお掃除してくださり、いやな臭いもなくなったのです。やはり、その臭いもずっと1週間ぐらいつづいていたのに、感謝の祈りをしてから取り除かれていったということを私は強く感じました。その安いアパートだったからこそ、大家さんが良心的な方で、お掃除をしてくれましたし、お掃除の騒音を感謝したからこそ、その後に、天井がお掃除されたということを感じさせられました。このときから、わたしは、神に感謝するということはなんてすばらしいことだろうと、体験し始めたのです。