サタンの誘惑を益とされた神


今日は、C.Sの子供たちがサタンの誘惑を受け、神によって益とされた事をお証します。

ある日のこと。
真実ちゃん 「ママ、屋上へ行ってもいいの?」
  ママ   「屋上はダメよ!危ないでしょう。それに鍵がかかっているので、入れないわよ。」
この時、お母さんは、真実ちゃん(小2)の言葉を気にも留めませんでした。

その事から、2〜3週間後に事件は起こりました。玄関のチャイムがなったので出て見ると、近所の方が少しあわてた様子で「たった今、真実ちゃんとお友達何人かで屋上から顔を出して...それに、バラバラ〜という音がしたから何か、投げたみたいですよ。」と言って来て下さいました。

お母さんは、一瞬、そんなはずはない!と思いました。

と、言うのはお母さんは、マンションの管理人をしていていつも屋上には鍵がかかっているから入れるはずはない事を知っていたからです。

しかし、バラバラという音がしたと言われた事が気になりました。下は、駐車場になっていて車が数台並んで置いてありました。

まず確認しようと思って屋上へ上って見ると、鉄格子のようになっているドアは、鍵がかかっていましたし、子供達の姿もありませんでした。
間違いだったのかなーと少し安心しました。
しかし、事情を聞かなくてはと思って子供達を捜すと真実ちゃんとゆきやくん、ともくんの三人が、5階にいました。

三人とも、C.S(子供礼拝)の子供達です。
お母さんは、真実ちゃんに屋上に行ったのかどうかを聞きました。
真実ちゃんは、叱られると思って首を横にふりました。
しかし、一人の子は同時に首を縦にふりました。
お母さんは、屋上からもし落ちていたらと思ったらぞっとすると同時に、真実ちゃんが叱られるのが恐くて思わずついてしまった嘘にも腹がたって、感謝を忘れて思いっきり怒っていました。

家に連れて帰って事情を聞きました。
屋上にあがったのは誰かを聞くと、真実ちゃん、ゆきやくん、ともくんの三人でした。
三人ともイエスさまを信じている子供達です。
お母さんは、だから一瞬、(主よ、なぜでしょうか?)と思いましたが、心の中で(これも感謝なのですよね。)と祈りつつも..........。
それからは、子供達にとっては三人のお母さんからの説教の時となりました。
この日は三人とも同じ英語の塾の日だったのです。
屋上が危険な所で入ってはいけない事、お母さん達がみんなの事を大切に思っていることを一生懸命話しました。そして、悔い改めの祈りを導きました。

二人の子ども達が帰ってから、真実ちゃんにくわしい話を聞きました。
お母さんの知らなかったいろんな事がわかりました。
マンションの7階の屋上の鉄格子のようになっているドアには、鍵がかかっていたのですがドアではなくて、端に子供達が通れる隙間がありました。
そこから入ると屋上に向かってはしごがあり、上っていけても屋上に出るためにはふたが造ってあり、そこには南京錠がかかっていて出て行く事は出来ないはずでした。
しかし、何かのマンションの検査の時にはずしたままになっていて、すでに何度か近所の子供達が上って屋上で遊んでいたという事でした。
はしごもお母さんが、立って両手を伸ばさないと届かない高い所が、はしごの一番下の段になっているのに子供達は、簡単にのぼってしまっているのにお母さんは驚きました。
お母さんは、それがわかった時、思い出したのです。
何週間か前に、真実ちゃんが 「屋上に上がってもいいの?」 と聞いてきた事を。
お母さんは、子供達の語る言葉にもう少し注意しなければと気づかされ、悔い改めをしました。

真実ちゃんは、前に7階の友達に「屋上にいこう。」と誘われた時は、
いけない!と思ったようでこの時は上りませんでした。
でも、それから毎日、「屋上に上ってみたい!、屋上はどんなところだろうか?」と
気になって、気になってどんどんその思いが大きくふくらんでいきました。

そして、とうとう我慢ができなくなりました。

この日、ママがちょっと出かけた時、来ていたゆきやくんと、ともくんを誘って屋上にのぼりました。
屋上に上ると、そこにビービー玉がいっぱい落ちていました。
それを拾って真実ちゃんは、屋上から下を見ると同じマンションの子供達が遊んでいたので得意になって、その子供達の名前を叫びました。
そして、拾っていたビービー玉を下に投げました。
この時、下で遊んでいた子供達のお母さんが気づかれて、教えに来て下さったのでした。



お母さんは、子供達の命が守られた事を神さまに感謝しました。
しかし、車の屋根には、微妙な傷がついていましたからその事が気になっていました。

この事を牧師夫妻に話ました。
牧師夫妻は、「この事も感謝しましょう!すべては、益になりますから!」と言われ、感謝の祈りをしました。
翌日、お母さんと持ち主の方が確認したら、新しい傷ではない事がわかりました。
持ち主の方も「いいですよ。」と言ってくださったので本当に感謝でした。

神さまは、この事だけでなく、ゆきやくんにも素晴らしく益としてくださったのです。
ゆきやくんは、イエスさまの事は好きでお祈りもしていましたが、罪の事がどうしてもわからなくて自分の意思で聖餐を受けませんでした。
真実ちゃん達と屋上に行った事をみんなと一緒の時は、ゆきやくんは声に出して悔い改めのお祈りができなかったので、夜寝る前に悔い改めのお祈りをお母さんといっしょにしました。
この時、ゆきやくんは「聖餐を受けられる恵みを感謝します。」と自分でお祈りしたそうです。
ゆきやくんは、小学1年生です。

お母さんは、びっくりしてゆきやくんにどうしてそう祈ったのか聞きました。

この日、妹のはなちゃんが牧師宅から色鉛筆を持って来ていたので屋上事件の後、お母さんに頼まれて返しに行った時、「ハンナさんが今日の事は罪で、イエスさまはこの事もご存知でゆきやくんの罪を赦して下さるために十字架にかかってくださったのよって話してくれた。」と言ったそうです。
そして、日曜日の礼拝の時、一番最後まで座っていて後ろを振り返ってハンナさんを見ました。
ハンナさんは、気がつき「あの時、罪の事、わかったでしょ。聖餐受けていいのよ。」と言うと、ゆきやくんはニッコリ笑って喜んで聖餐を受け取りました。
ゆきやくんが、わかるように罪の事を教えて下さり、聖餐を自分の意思で受けられるように
C.S祈祷会で祈っていた事を神さまが聞いて下さったのです。

子供礼拝でこの事が用いられ、聖書のガラテヤ6:1「兄弟たちよ。もしだれかがあやまちに陥ったなら、御霊の人であるあなたがたは、柔和な心でその人を正してあげなさい。また、自分自身も誘惑に陥らないように気をつけなさい。」から語られ、サタンは確かにいて誘惑するものだとの話しを真剣に子供達が聞いていました。

この事は、大人にとっても素晴らしい学びとなりました。

事件の前日に北九州カリスマ聖会で、語られたみ言葉は
ヘブル12:7〜11「神はあなたがたを子として扱っておられるのです。
父が懲らしめることをしない子がいるでしょうか。.....
すべての懲らしめは、そのときは喜ばしいものではなく、かえって悲しく思われるものですが、
後になると、これによって訓練された人々に平安な義の実を結ばせます。」
でした。正に、この通り主は子供達にも成して下さいました。主の守りと導きは、完全でした。
プレイズ.ザ.ロード!


主の十字架クリスチャンセンター北九州生ける神の教会
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