まどわされた虹くん


感謝します。今日はC・Sの虹くんのお証しをします。

虹くんは、今5歳です。
土曜日に虹くんと愛(めぐみ)ちゃん(6ヶ月)の保育所で、生活発表会がありました。この日のために毎日練習がありました。

虹くんの組は、劇と歌になりました。

お母さんが聞きました。
お母さん「虹くん、何の役をすると?」
虹くん「わからん!」
何度、お母さんが聞いても虹くんは「知らん!わからん!うう〜ん?」とにごしてはっきり言いませんでした。お母さんが「何で言わんと!」と叱っても虹くんは、決して言いませんでした。そのそばで聞いていたお兄ちゃんの光君(小1)が「いいんや!見てのお楽しみじゃん。」と言いました。

しかし、お母さんは、とても気になり不安でした。
いつもの虹くんだったら聞かなくても、いろんな事を話してくれるからです。

虹くんを朝、保育所に連れて行って虹くんがそばにいなくなった時、受け持ちの先生に聞きました。
お母さん「虹くんは、何の役をするんですか?」
先生「かさ地蔵のお地蔵さんの役です。」
お母さんはびっくりしましたが虹くんがいくら聞いても、どおしても言わなかった理由がわかりました。
お母さん「それは、まずいんですよね。」
先生「そうですよねぇ。イエスさまが焼きもち焼かれますよね。練習をする時、虹くんはなかなかしないんですよね。違う役にかえましょう。」
先生には、クリスチャンである事を話してあったからです。

虹くんは、家に帰ってきてお兄ちゃんの光君に「お母さんが、先生に言ってくれて魚屋さんになった!」と嬉しそうに言いました。

虹くんの友達が、「虹くんは、自分からお地蔵さんするって言ったと。」と言いました。

虹くんは、お地蔵さんが主役なのでよく思えたのでしょう。

C.S(子供礼拝)でいつも、偶像の事、サタン(悪霊)の事を聞いていたので、練習が始まってみると偶像でだめだとわかってきて、練習も出来ないしお母さんにも言えなくて毎日どうしよう、どうしようと小さな胸を痛めていた事でしょう。
歌も「おかしの好きなまほうつかい」という歌で、虹くんは出たくないと言いました。

当日、お父さんとお母さん、お兄ちゃんが見に行きました。
愛ちゃんも「ひよこ組」で「おいでおいで」に出ました。泣かないでいい子にしてイスに座っていただけでしたが........。

虹くんは、魚屋さんだからはっぴを着て元気よく手をたたいて「いらっしゃい!いらっしゃい!」と言っていたそうです。
お兄ちゃんの光君が、「見てのお楽しみじゃん。」と言ったことばを受けて、それもそうだと思って、お母さんが先生に聞かなかったら、とんでもない事になっていたでしょう!
でも、イエスさまはお母さんが不安になって先生に聞くように導いて下さって、虹くんを守って下さいました。ブログラムを見ると、歌も劇も虹くんの組だけが偶像やまほうといったものでした。C.Sでこの事が用いられて、「子どもたちよ。偶像を警戒しなさい。」(ヨハネ5:21)から語られました。

「お寺や神社だけが偶像ではなく、心の中に神様よりも大切にしているものがあったら、それも偶像になります。そして、保育所や学校、お家で偶像の行事や運動会、発表会、授業で偶像のものがされないように祈りましょう。」との話に子供たちは、熱心に聞いていました。

この後、虹くんは悔い改め、ハンナさんと「サタンから守って下さい。」とお祈りしました。

それからは、虹くんはお兄ちゃんとテレビゲームをしていても止めて、火曜礼拝にも日曜の第三礼拝にも来るようになりました。

お父さんが、日曜日がお休みでない時は、お母さんとお兄ちゃんと妹の愛ちゃんと第一か第二礼拝に来ていました。
お父さんは、日曜礼拝に出られない時は火曜礼拝に来られます。
その時はいっしょに来る事もありますが、お兄ちゃんとお留守番をしてテレビゲームをしている事のほうが多くありました。

お兄ちゃんは、テレビケームをするために「お留守番する。」と言っても「虹くんは、教会がたいせつ!」と言ってお父さんとお母さんについて礼拝に来るのです。

今までは、礼拝に来ても牧師からライオンキングと言われてしまうぐらい大声で叫んだり、走り回って大きな音を出したりして大変でした。

お父さんとお母さんは、家庭礼拝の時に祈っていました。
虹くんが礼拝中にあばれないように!
イエスさまが祈りに答えて下さって、「教会がたいせつ!」と礼拝に来るだけでなく以前のように
あばれなくなりました。

子供礼拝の後は、お兄ちゃんと静かにパズルをして出来上がると「ハンナさん、見て。ひかりくんとした。」とにこにこして見せに来ます。
そして、おにいちゃんと二人「聖書がいる。」と言って買ってもらいました。
お母さんが、「まだ、読めないのに。」と言うと、お兄ちゃんが「練習するんだって!」と言ってくれました。
ハンナさんが「聖書は神さまのことばだから、大切にするのよ。」と言うと虹くんは、嬉しそうに「うん!」とうなづきました。
お父さんが、証しされていました。
「教会でも、家でも大あばれするので何とかならんかと思って祈っていたら、神さまは祈りに答えて下さって光よりも信仰が引き上がって、びっくりしている。祈りが答えられて嬉しい。」と。

神様は、主役という言葉に惑わされた虹くんでしたが、この事を大きく用いて、C.Sの子供たちにも虹くん自身にも見分ける事と祈る事を教えて下さったのです。
そして、虹くん自身には、「教会がたいせつ!」と思わせて下さったのです。

神さまは、生きておられます!!
素晴らしい神様に心から感謝します。

「子どもたちよ。偶像を警戒しなさい。」
(Tヨハネ5章21節)


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